2011年2月19日土曜日

随分遅くなりましたが、第二回火鉢カフェ報告

1月30日(日)に開催した第2回火鉢カフェ、無事終了致しました。
今回もたくさんの方に来ていただき、ありがとうございました。

もう20日も経ってしまいましたが、出島プロジェクトのもう一つの活動
イラクの子どもとメイドインジャパンのコラボJCICA(ジェシカ)の活動が忙しく
こちらのアップが滞ってしまいました。やはり、一人で活動して行くのは大変だあ〜。

ところで、今回の火鉢カフェ。
今回も前回同様、写真をあまりとれなくて、こんなカオスな写真しかありません(笑)
囲炉裏を囲んで箱火鉢2つと陶器の火鉢1つを置きました。
前回、第一回のときより確実に気温が低かったので、今回は囲炉裏の中に炭だまりを
4カ所ほど作りました。それに火鉢3つ。これだけ炭を焚けば結構暖かくなります。
訪れて下さった方口々に、炭ってこんなに暖かいんですねえと驚いておられました。

ただ、家が隙間だらけで、常に換気されてるから大丈夫なんですけどね。
玄関のガラス戸は開け放ち、部屋に入る入り口は障子ですから。
これだけ炭焚いてサッシ締め切ってたらヤバいですから。
みなさま換気にはお気をつけ下さい。

この日は、節分も直前ということで、節分の豆を炒るというテーマで開催し、
生の大豆をその場で100円で販売し、炒っていただきました。

上の写真、いろりの左側、扇型の台の上に乗っかってる、丸くて持ち手のついた陶器の
道具が、豆を炒るための「焙烙(ほうろく)」です。口がちいさくなっているので、
熱効率が良いのです。火鉢カフェでは、緑茶(茎茶)をこれで炒って、ほうじ茶にします。
コーヒー豆も炒れますよ!

煎り立ての豆は柔らかくて、あまさと香ばしさが増している気がしました。
節分の日には是非やってみて下さい。

ところで、前回は私の知り合いのお客さんが多かったのですが、
今回は、ツイッターやブログで知った方、また谷根千を散歩中に看板を見てやって来て下さった
方が多かったように思います。

また、今回は、浅草の炭販売店「斎藤商店」の方が、ご家族で来て下さいました。
そして、なんとなんと、岩手の切り炭と福島の切り炭をプレゼントして下さいました!


これで、次回の火鉢カフェも安泰じゃ。

囲炉裏の周りでは、斎藤さんが他のお客さんに、炭の話をしてくださいました。
地域によって木の性質も違うので、炭の性質も違ってくるとか、
間伐材で炭焼きをすることで、里山の保全につながるという話とか、
ご飯を炊く時に炭を入れるというのは、実は良くないという話まで・・。

そうなんです。
斉藤さん曰く、ご飯を炊く時炭を入れるといいというのは、10数年前の米不足の時、
外米の臭いを消すために、炭を入れたら良いという話が広まったもので、
現代のようにきれいに精米された白米を炭を入れて炊いたら、いいにおい、美味しい成分
まで吸っちゃって、おいしくなくなるのだそうです。

そんなすごい吸着力の炭の利用法として、冷蔵庫の野菜室に入れるのを勧められてました。
炭は野菜が古くなる時に出すエチレンガスをよく吸うんだそうです。
手元に炭のある方はやってみて下さい。

また、お肉やお魚の臭いを吸収した炭を、そのあと火鉢等で使うと、吸収した臭いを
燃えると同時にバーッと放出するので、気をつけて下さい。
思ったより多くの臭みを吸収してて、もー、臭くて大変なことになっちゃうそうですよー。

というわけで、斉藤さん、今後も火鉢カフェにご協力くださるそうで、
本当にありがとうございます。

当初は、訪れた仲間同士で火鉢を囲んで、炭火に炭を足したり、焙烙でほうじ茶を炒ったり、
それぞれに楽しんでいただくスタイルの火鉢カフェを考えていましたが、
この囲炉裏のある澤田さんちを開催場所として使わせていただくことで、
見知らぬお客さん同士が会話したり、私の炭に関する話や、会場に置いてある道具の話や
とりよせた内子町の原木椎茸やお酒の話などを聞いていただいたり、
炭火を介したいろんな人の交流の場のような感じになっています。

今時、こんな場所なかなか無いかも・・・。
次回はいつやれるかなあ・・。
今度こそ、準備風景からなにからちゃんと写真をとってレポートしますね。
準備に不可欠の、すぐれもの折りたたみリヤカーとかね。

では、また次回をお楽しみに。

最後に、今回の火鉢カフェに登場したものを紹介して終わります。

火鉢、囲炉裏で熾した炭:愛媛県内子町石畳 愛炭企業組合のくぬぎ炭「菊丸」
玄関に飾っていた炭  :能勢さとやま創造館 「能勢菊炭」

ほうじ茶用のお茶:茎茶
節分用大豆   :愛媛県内子町小田 道の駅せせらぎ
原木椎茸    :同上
うどん&つゆ  :同上
コーヒー豆   :愛媛県松山市 セラヴィ
かわはぎ干物  :愛媛県八幡浜市 中村水産
湯のみを入れていた籠:松山道後温泉 復刻湯かご 倉橋商店

上記の物産の連絡先は、こちら前回第一回火鉢カフェの報告をご覧下さい
第一回火鉢カフェhttp://bit.ly/hedVud


次回、第3回が開催できるかどうか、現在微妙なところです。
もう2月も19日。早く決めないと〜。申し訳ありません。
なるべく早くご報告致します。











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