2011年4月25日月曜日

賠償金のせいで電気代値上げとか、ほとんどホラーだ

外では、ゴーゴーと世界の終わりのような強風が吹き荒れている。
ただでさえ、余震が続いているのに、この強風。やめて欲しい。冗談じゃない。
うちのボロマンションが風でも揺れる、あまりの音の凄さに窓を明けたら
放射能も入ってきてんのかなあ・・・、それとも風で吹き飛ばされてんのか・・・。
世紀の初めなのに、世紀末みたいな、もうほとんどSFの世界に私たちは生きている。
現実がSFならば、私の行動もあり得なくていいはずだ。
原子力安全保安院の西山さんが、ウナギイヌに似てるなら、私はバカボンのパパでもいいはずだ。
ならば、パパは、電気代払いたくないのだ。

出荷停止や風評被害に苦しむ農家のところに、
ビニールハウスの暖房費として東京電力の請求が来たらしい。

ずーっと原発反対だった私の電気代が、
東電の賠償金のせいで値上げになるとか、ほとんどホラーだ。
上がった分の電気代は、原子力がクリーンエネルギーだとか言ってた人たちで払ってほしいよ。

それとこれとは話が別という人もいるだろうが、
それならば、賠償金の税負担の代わりに、東電が持っている資産を極力放出すべきである。
もっとも大きいのが送電網。
これを独占しているおかげで、電力会社は民間企業であるにもかかわらず、
競争にも晒されず、高い収益を独占することができている。
これは、放送権と並ぶ巨大既得権の代表だ。

原子力はコストが安いはずなのに、世界一高い電気代を払わされている日本人。
本当に原子力発電のコストは安いのか?

<東電の電気代内訳>
原発の発電コスト+安全確保のためのコスト+
安全をアピールするための広告コスト(メディア等への接待コスト含む)+
東電社員の高給(電力ガス業界などインフラ業の平均月収は70万円超)+・・・
そこに「賠償金コスト」が加わったわけだ。

発電コストのほかにかかるコストというのはいろいろある。
コストが安いっていうデータの意味をちゃんと検証すべきである。

ほんっと、電気代高いよ!


参考:
河野太郎ブログ「ごまめの歯ぎしり」
http://www.taro.org/gomame/index.php


賠償金のための電気代値上げについてのほか、原発問題についての声の上げ方などの記事、要チェックです。

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