2012年8月6日月曜日

愛媛・八幡浜は真鯛の産地! いただいた鯛でご飯


火鉢クラブでは、炭を勧めるだけでなく、地方のいろいろな物産やお気に入りの工芸品なども紹介し、暮らし全体が楽しくなればなあと考えています。初期の火鉢カフェでは私の地元愛媛の特産品なども紹介したりしておりました。そこで、、今後このブログでも、もう少し、そうした地方の物産や私のお気に入りを紹介していこうと思います。というわけで、早速今回紹介するのが愛媛の天然真鯛。上の写真の鯛です。

私の故郷、愛媛県八幡浜市はみかんの産地であるとともに、西日本でも有数の漁港でもあります。かつては底引き網の一種であるトロール漁法を行うトロール船の基地であり西日本一の水揚げをほこると言われました。近年、トロール漁の水揚げが減少、水揚げ高は減っていますが、その魚の種類は200種類を超え、様々な種類の魚が揚ることでは他の追随を許しません。高級魚からすり身となる雑魚まで、近年は通常は流通に乗らない未利用魚の利用にも力を入れているようです。

そんな八幡浜漁港が全国に誇れるのが、天然真鯛。最近では、明石の天然真鯛にも並ぶ人気です。今回、そんな地元の天然真鯛が手に入り、ご飯を作ったので紹介しようと思います。

使用した鯛は、先日東京ビッグサイトで行われたシーフードショーで、八幡浜市から出店された「えひめシーフードサービス」さんにいただいたもの。三枚におろした切り身もいただいていたのですが、今回使用したのは天然真鯛のカマと、真鯛ではない別種の鯛(名前を失念してしまいました)の三枚下ろしの切り身です。ABI(フリージングレイン)冷凍という方法で、−70℃で一気に急速冷凍したもので、細胞を破壊しないで鮮度や味を保ったまま長期保存できるのだそうです。

というわけで、一人で食べきれる量ではないため、友人宅に持ち込み、冷凍された天然真鯛のカマを使って、以下のメニューを作りました。

①鯛飯
土鍋にお米とごぼう、水とお酒と塩を入れ、そこに軽くグリルで炙って焼き目をつけた真鯛のカマを入れて一気に炊きます。カマには身がいっぱいついていて、身を外して混ぜました。混ぜた後の写真は食べるのに夢中で撮り忘れました。
ちょっとお米が柔らかめだったのが残念。魚の味はよく出ていたと思います。鯛の下処理無く、すぐに鍋に入れられるのは便利。
 


②なんとか鯛(名前失念)のソテー
鯛の切り身に塩こしょうをして、皮がカリカリになるまで焼き、その後お酒とローズマリーを入れて蒸し焼きにしました。この調理の仕方が正しいのかどうかよくわかりませんが、単純に焼いただけでいいだろうということで適当に。食べる時にはすだちを搾って。蒸し焼きにした後、今一度皮を下にしてカリッとさせれば良かったのですが、忘れてました。でも、身はふっくらと、すだち醤油が合いました。

③野菜のつけあわせ
ナスとみょうがの塩揉み以外は友人作。
ゴーヤは甘酢漬けです。

④鯛のあら汁
血合いやらなんやらをきれいに落としてから冷凍してあるという商品の特性を生かし、極々簡単な料理を最後に。
鍋に沸かしたお湯に鯛のカマを入れて煮ただけです。塩と酒は少々。最後に浅葱や白ごまをふれば良かったのですが、食べる事に夢中で忘れておりました。実はこの写真も、魚のはじっこのほうの身を少し食べた後。気づいてあわてて写真を撮りました。薬味がなくても十分美味しかったですよ。スープには透明感があり、冷凍なのに生臭さもなかったです。ちょっとアンバーなライトなので分かりづらいですが、鯛のきれいな桜色が出て見た目もいい感じでした。




もとの、冷凍状態の鯛の写真がなくて申し訳ありません。当初、ブログにちゃんと掲載しようと思っていなかったため、写真を撮り忘れ、調理を始めてしまいました。

いただきものなので、ちょっと値段がわからないのですが、ご興味のある方は、以下まで問い合わせてみて下さい。
鯛以外にも様々なお魚の冷凍製品や一夜干し、もちろん生のお魚もあります。

えひめシーフードサービス(株)
TEL 0894-35-6300  FAX0894-35-6303




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