2016年11月13日日曜日

エコなカイロ「Hot Pod」は懐かしのハクキンカイロ

この冬、火鉢クラブのおすすめとして、使い捨てじゃないハクキンカイロを広めたくて購入してみたのだけれど、ちょっとベンジンのにおいが気になって、ちょっとお勧めするのを躊躇中。


zippoのオイルも使えるらしいので、そっちで試してみてから考えようかな。においの問題さえ無ければ、可愛くていいんですけどね。「Hot Pod」って名前つけて、いろいろ可愛いカバーを作ろうと思ってたのだが…。みなさん、ハクキンカイロの臭いって気になりますか?

というわけで、後日、zippoのオイルを購入。

このオイルを使って点火してみたところ、こちらの方が断然臭いは少なかったので、zippoオイルの使用推奨ですかね。それにzippoオイルはコンビニなどでも置いてあるようで、こちらのほうが手に入れやすいようです。ハクキン用のベンジンの方が熱々になる感じはしますが、私的には臭いが強いのは避けたい。
また、携帯用の木炭カイロもあるようなので、そちらも取り寄せてみることにしました。使用時に薪の臭いがするとのことなのですが、化学物質の臭いに比べたら身体にも悪くなさそうなので、試す価値有りかと。これも届いたらアップします。火鉢クラブvol.2はカイロ特集ページを作らねば。

2016年11月6日日曜日

写真ブログ「dead∞alive another world不忍池の蓮」の紹介

上野不忍池を撮り続けた写真ブログ「dead∞alive another world不忍池の蓮」も毎日更新中です!自然を愛でることも火鉢クラブ活動の一環だったりします。

水面に映った蓮と水上の蓮、どちらが本物かわからなくなる不思議な景色に心を奪われ、春夏秋冬の不忍池を歩きました。カメラはオリンパスのミラーレス一眼、iphone、サンヨーのザクティも使っていました。すべてオートフォーカスで撮影し、撮影後の加工はしていません。水と光があると世界はこう見えるという驚きからこの写真を撮り始めました。こちらもぜひご覧ください。

写真ブログ「dead∞alive another world不忍池の蓮」



2016年5月23日月曜日

火鉢クラブ的 東京之夜

このボロマンションで暮らせるのもあと10日を切った。
6月に入ればじき取り壊されてしまう(アスベスト使用の問題ですんなり取り壊しが始まるかは微妙になっているが)。ここから見える景色ももう見納め。私にとって何よりの宝だった。スカイツリーの横に上がる小さな隅田川花火。寝転んでオリオン座流星群も見た。明け方国際宇宙ステーションも見えた。そして今夜は今日4周年を迎えたスカイツリーの横に満月を眺める。
震災以降はひび割れ、あぶなっかしくて人も呼べないボロ家だったが、それがかえって秘密基地のようでもあった。ここ一年は他の住人も順に出て行き、最後は私だけが残っていた。

いい歳して、秘密基地とか、子供みたいなことばかり言ってるから、私の人生どこまでいっても安定しないんだろう。私が男だったら、もう少しは”痛く”ないんだろうけど、こういうのが好きなんだからしょうがない。結局、次の引越し先も生活の利便や安心よりも景色を優先してしまった・・・。

上野のお山のボロマンション。12年間ありがとう。
(ちなみに写真に写ってるのは友人です)

2016年3月7日月曜日

「月島セコリ荘」で「きな餃子」。火鉢クラブvol.1も見本置いてきました!

月島にある古民家のものづくりコミュニティスペース「セコリ荘」。
さまざまなテキスタイルがサンプルをみて注文でき、染織からメイドインジャパンの洋服や雑貨なども販売。居心地の良いものづくりコミュニティスペースです。

ゆうべは一夜限りの餃子の宴の第1回目。喜納さんが作る「きな餃子」は激ウマでした。
ここで七輪カフェできたらいいなあなどとも妄想。

こちらに1冊「火鉢カフェVOL.1」見本に置かせていただきました。お客さんにも2冊買っていただきました。ありがとうございます!


 セコリ荘
ものづくりコミュニティスペース
 餃子焼いてる喜納さん

いつのまにか夜は更けて












2016年2月19日金曜日

カフェブック「火鉢クラブvol.1」の置いてあるお店:3月7日更新

昨年末に発行したカフェブック「火鉢クラブvol.1」
置いていただけるお店、更新しました。


カフェブックと銘打ち、ケーキ1個の値段でコーヒーとご一緒に!というコンセプトではじめたので、本屋さんだけでなく、喫茶店やカフェに置いてもらえると嬉しいなと思って、持ち込んでみました。ひるねこBOOKSも近日より飲み物提供するそうです。タナカホンヤさんは昨夏、有志が持ち込みでかき氷を提供したそうですよ!
遠い方は以下の通販サイトにて購入できます。

「火鉢クラブshop」

2016年2月11日木曜日

イベント終了・2月13日 七輪カフェ@千駄木ケープルヴィル 

2月13日(土)開催(昼、夜2回)の
「七輪カフェ〜Carcoal Varentine」@千駄木ケープルヴィル

まだお席空いてます。
また、当日、席に余裕がある場合は、
予約なしでも飛び込み参加可能です!
が…、可能ならご予約いただけるとありがたいですm(_ _)m
あ、でも、予約なしでも、当日空いてたら入れますので。
★七輪でチーズフォンデュ&フォンダンショコラでバレンタイン。
 フォンデュ用のパンを七輪で焙って。
★パン以外の焼き物サイドメニューも用意する予定です。
★焙烙(ほうろく)とお茶も置いておきますので、
 ご自由に焙じて、お土産にお持ち帰り下さい!

◇炭チャージ500円とケーキとチーズフォンデュ&パンで1500円。
 参加費は合計2000円。

▼お申し込みはケープルヴィルか http://capleville.com/
 この火鉢クラブのfacebookへメッセージ、
 もしくは火鉢クラブのメールdejima2010@gmail.comまで。
 お名前、人数、昼夜どちらかの希望、ご連絡先を書いてお申し込み下さい。

お待ちしていま〜す!
今回、バレンタイン企画で、焼き物感が前回より少ないですが、ちゃんと炭火の楽しさを味わっていただけるよう、焙烙体験できるよう準備しておきます。

2016年1月30日土曜日

バレンタイン七輪カフェ・Charcoal Valentine〜珪藻土の宴〜 開催!

バレンタインデーの前日に、七輪カフェをやることにしました。チャコールバレンタイン〜珪藻土の宴〜と題したチョコと珪藻土七輪と炭の饗宴です!
ポスターの細胞みたいなのは珪藻土の化石の顕微鏡写真をデザイン化したもの。こんなやつら積もった土が、能登の七輪を作り上げているのです。
そんな可愛い奴らとの宴!是非おいで下さい。
日時 :2月13日(土)昼12時〜・夜17時〜の2部制
場所 :カフェ&写真館ケープルヴィル http://capleville.com/
参加費:炭チャージ500円+軽食代1500円=合計2000円
内容 :七輪炭火(プチ焙じ茶のお土産)
    炭入りフォンダンショコラ
    チーズフォンデュ+バゲット(日暮里イアナック)
    飲み物、食べ物のサイドメニューは別途ご注文下さい。

参加お申し込みはケープルヴィルにご連絡いただいても、この火鉢クラブにメール(dejima2010@gmail.com)していただいても結構です。
お名前、ご連絡先、人数、昼夜どちらかの希望を書いて申し込んで下さい。
各回先着15名様!

フォンダンショコラは、食用の炭の微粉末を入れて作る予定です。形も炭っぽくできたらなあ…。どんなケーキになるかお楽しみに!
チーズフォンデュに合わせるパンはこのへんでも評判のパン屋イアナックのバゲット。炭火で焙ってカリッとさせれば、フォンデュもさらに美味しく。ケープルヴィルさんでは別途飲み物や軽食のご用意もあり、お腹の好いている方はサイドメニューを注文出来ます(別料金)。ワインのご用意もありますよ。どうぞお楽しみに!



2016年1月18日月曜日

花森安治の暮しの手帖〜失われた40年

今日、1月11日に谷中に開店した本屋さん「ひるねこBOOKS」へ。火鉢クラブの冊子を置いてもらえることになったのだが、そこで出会った「暮しの手帖」のバックナンバーの目次に感動して、2冊購入。1969年winter号と1970年early spring号。私が生まれて間もない頃に出たものである。

1969年の方の目次には、「岸恵子さんの一着のスーツ」などもある一方で、花森安治の署名で「テレビ番組提供者の責任について」なんてのもある。1970年のほうには「洛中洛外図屏風」なんて、現在の雑誌「和楽」のような記事もあるかと思えば、「サトーを甘くみるな」という砂糖の害についての分析特集記事がある。また、花森安治署名で「医は算術ではない」なんて記事もあり、保険の点数制で、やたらの検査や注射や採血ばかりするようになった医者への批判などが述べられる。医者にとって、患者とはなにかと問う。これって、まさに今、私たちが問い始めていることではないか?
この頃、「暮しの手帖」とはこういう雑誌だった。
これ以降の40数年、日本はバブルと失われた20年を経験した。その間、高度資本主義化していく世の中に対して、花森安治が投げかけた疑問は棚上げにされて来たということだ。
もちろん、記事の内容には、今考えれば古いなと思われる部分もある。けれど、最近徐々に言われ始めた「砂糖の問題点」をこの頃すでに指摘していることなどを見ると、私たち日本人が、その後の大量消費社会の物の洪水の中で、いろんなものを見落として来ていることに気づかされる。
私が「火鉢クラブ」でやりたいことはまさにこれなのだ。
素敵な暮らしは、正しい世の中の批判の中から生まれるということを花森安治の作った暮しの手帖の目次を見て、再認識した。
…と書きながら、こういうネタバラしをしてしまうところが私のダメなところだよなと、自らの野暮さに、やっぱり花森安治にはなれないよなあと、心の中でがっかりするのだった。
ともかくも、「ひるねこBOOKS」さんで置いてもらえることになった「火鉢クラブvol.1」350円よろしくお願いします!
https://www.facebook.com/hirunekobooks/