2017年9月1日金曜日

「小倉トーストとほうじ茶の会」@上野ルートコモン(8月27日開催)終了 報告です!

上野ルートコモンでのイベント第2弾「小倉トーストとほうじ茶の会」無事終了しました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
今回はパンを焼くだけでなく、ほうじ茶も焙じたため、炭火をキープするのが大変で、写真があまり撮れず、参加者の方撮影の写真も使わせていただいての報告です。写真に写ってない部分は想像で補って下さいませ!

今回は先週の洋風ブランチとは趣向を変えて、食パンを和風甘味風に食する小倉トーストと、焙烙でお茶を焙じるほうじ茶の会。ほかに、海苔トーストにも挑戦。梅干しも焼いて、焙じ茶に合わせました。その他、おまけで、奄美大島の島バナナを皮ごと焼いて一切れずつ。私のお気に入り、ドライのタマリンドもおつまみとして、そしてそして、わすれるところでしたよ!私の地元愛媛県は八幡浜市のすぐ近く、あの九州に向けた細長い佐田岬半島の原生林から取れる蜂蜜を試食していただきました。春に咲く花からとった春の蜂蜜と秋に咲く花からとった秋の蜂蜜。本当に春の味と秋の味がするから不思議です。春の味はなんとなくぼんやりと、秋の味は濃厚で、ああこれは秋だ!と舌が感じる味なのです。下手すると、今回の会で、この蜂蜜が一番反響が大きかったかも。
私たちは季節を視覚や聴覚、触覚だけでなく、味覚でもちゃんと認識していることを再確認しました。火鉢クラブはこういう季節の感じ方もどんどん紹介して行きたいと思っております!

というわけで、今回のメイン小倉トースト。餡は北海道は十勝の大納言小豆のゆで小豆を使いました。餡子でなくて、ゆで小豆があまり甘くなくていいのです。豆も大納言なので大粒。もっちり系のペリカンの食パンはゆで小豆の甘さによく合います。
トーストしたパンにバターをぬり、ゆで小豆と栗の甘露煮を乗せて、お好みでクロップドクリームをつけて食べます。


小倉トーストだけでは寂しいということで、今回は「海苔トースト」にも挑戦しました。海苔トーストはサクサクにしたかったので、10枚切りのパンを使いますが、上野駅中にあるアンデルセンの発酵熟成食パンの朝一番の焼きたてを10枚に切ってもらいました(ペリカンはカットサービスはやってないんですよね)。全粒粉やイギリスパンなどアンデルセンの幾つかの食事パンを食べ比べたのですが、海苔トーストの王道にはやはり最高級の食パン。ちょっとサクッとモチッとが合う気がしました。

海苔トーストはパンに醤油をちょっと垂らして(スプレーでかけると適度にかかります)から炭火で焙ります。しばらくすると醤油の焦げる香ばしいにおいがたまらない。パンにいい焦げ目がついたら片面にバターをぬり、サッと焙った海苔を乗せて、パンを2つに折って、海苔を挟んで食します。海苔と醤油が炭火で香ばしく香るのがたまらない。炭火ならではのトーストだと思います。でも、焼けた所の写真がないんですよね・・・。残念。


 そして、今回のもうひとつの目玉が「焙烙」。茎茶を焙烙で焙じて、焙じ茶をその場で作りました。

お茶を焙じると、部屋中にお茶のいい香りが漂い始めます。焙じ茶を味わうこと以上に、この茶香炉のごときアロマが心地よいのです。これこそ、茶を焙じる楽しみ!

出来上がった焙じ茶は炭火で焙った梅干しと一緒に。
風邪を引いた時に梅醤番茶を飲むと良いと言いますが、焼梅&焙じ茶も梅醤まではいかずとも、身体をあっためてくれそうです。焼けた梅干しは塩っぱさが凝縮され、表面が乾くので、指でつまんでチビチビ齧るのに最適。一粒でお茶が何杯もいけるお茶請けに。
梅干しの表面にできた小さな黒こげは、オヤジのおでこに出来た怒りマークみたいで、ちょっと可愛い。そんな愛らしくもあり、薬効もあるお茶請けで、心も身体もぽかぽかです。・・・って、今は真夏なんですけどね(汗)。でも、真夏の暑気払いにも成ったような気がします。塩分も不足しがちだから、ちょうどよかったかな。

そんなこんなで、10人の方に参加いただき、無事終了。

夏だから、暑かったわけですが、炭火をつけて感じる熱さは決して気持ちの悪い熱さではなく、多少、湿度が下がるのか、からっとした暑さに変わって、不快指数は下がってる感じがしました。

これから秋に向けて、十五夜のお月見の会とか、季節感のあるイベントを企画したいと思います。みなさまお楽しみに!






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